目の部位別〜目の病気特集〜
目は、眼球、まぶた、涙腺といった部位により構成されて、
眼球はさらに角膜、虹彩、毛様体、脈絡膜、水晶体、網膜、視神経といった部分に分けられます。
目のトラブルというのは主に目全体から発症するというより、
これらの部位に問題が生じることで発症します。
この章ではこれら目の構造別に、その症状を紹介していこうと思います。
部位別 目の病気
まぶたに起こる目の病気
まぶたとは眼球の表面をおおう薄い皮膚のことで、物理的な刺激から眼球を守る役割があります。まぶた(眼瞼)に起こる眼の病気として「ものもらい」「帯状疱疹」「涙腺炎」「シェーグレン症候群」が挙げられます。
角膜に起こる目の病気
角膜は、眼球の全面に位置し、黒目の最も前方にある部分のことで黒目にあたる部分です。光を屈折させて網膜に焦点を合わせる役割があります。角膜に起こる眼の病気として、単純ヘルペスウイルス角膜感染、角膜真菌症、円錐角膜、角膜ジストロフィー、角膜軟化症、シェーグレン症候群があります。
結膜に起こる目の病気
結膜とは白目を覆う透明な膜のことで、強膜を保護する役割あります。涙の成分のひとつであるムチンという 粘液を 分泌しています。結膜に起こる眼の病気として流行性角結膜炎、咽頭結膜熱、細菌性結膜炎、淋菌、クラミジア、アレルギー性結膜炎があります。
ブドウ膜に起こる目の病気
ブドウ膜とは脈絡膜〈みゃくらくまく〉と毛様体〈もうようたい〉、虹彩〈こうさい〉の三つを まとめて呼ぶ総称です。ブドウ膜に起こる眼の病気としてvogtー小柳ー原田病、ベーチェット病、サルコイドーシスなどがあります。
前房に起こる眼の病気
角膜と水晶体で囲まれた部分を虹彩(こうさい)を境に、前面は前房、後面は後房と呼ばれています。最も有名なのが「緑内障」です。緑内障を簡単に表すと、「眼圧の上昇と、視力障害をおこす病気」といったところです。
水晶体に起こる目の病気
水晶体とは角膜、光彩のさらに後ろに位置し、光を屈折して網膜上に像を結ばせるレンズ状の透明な構造体のことです。水晶体に起こる病気として白内障や老眼が挙げられます。
網膜に起こる目の病気
網膜とは眼球の内壁をおおう膜のことで光を電気信号へ変換し、脳へ伝達する働きがあります。眼球の後面を裏打ちする網膜に起こる眼の病気として網膜剥離、網膜色素変性症、糖尿病性網膜症、網膜血管閉塞症があります。
視神経に起こる目の病気
視神経とは網膜が受けた光刺激を脳に伝える神経のことで、視神経に関連する病気として後視神経炎という病気があります。
全身疾患に関連する目の病気
糖尿病と高血圧などはその病気に付随して眼の症状を引き起こすことがあります。他に膠原病やアトピー性皮膚炎なども付随して目の病気を引き起こします。
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