目薬の選び方〜防腐剤抜きのものを選ぶ〜

疲れ目がひどくて目薬に頼る方も多いかとおもいます。もちろん目薬は疲れ目に効果的ですが注意しなければいけないことがあります。

 

市販の目薬には一般的に防腐剤が使われています。これは微生物の繁殖を防いで長期の保存を可能にしますが目にも副作用をもたらします。

 

防腐剤は界面活性という作用があります。界面活性とは油を溶かして水のようにする作用のことです。しかし油分は目の細胞にも使われており、防腐剤が作用すると目の機能が損なわれる場合があります。

 

たとえば目の細胞の油分は涙の蒸発を防ぐ役割がありますが、これが防腐剤によって水っぽくなってしまうと涙の蒸発が起こりドライアイを引き起こす場合があります。また油分は目の細胞を弾力を与えていますが、油分がなくなると細胞が弱くなり壊れやすくなります。

 

目薬によって角膜が傷つけられる恐れまであるのです。そうならないためにも防腐剤抜きの目薬を選ぶことが重要です。

 

一番堅い方法は眼科に受診して目薬を処方してもらう方法です。疲れ目というだけでで受診するのは抵抗あるかもしれませんが、気にする必要はありません。保険もききますので安くすますことができます。

 

とはいえども眼科にかかるのはやっぱり抵抗がある、手間であるという方は
市販の防腐剤抜きの目薬を選ぶ必要があります。そのうちいくつかを紹介します。

 

【ソフトサンティア】

 

【アイリスCL】

 

【ノワール ワンティアα】

 

ただし注意しなければいけないことは防腐剤抜きの目薬は使い切りタイプのように保存が利かない場合が多いです。目薬の説明書又は薬局にて薬剤師の説明をしっかり聞いて適切な使用方法を心がけてください。

市販の目薬

現在市販されている眼薬には主に抗炎症剤、ビタミン剤、血管収縮剤、抗ヒスタミン剤などが有効成分として入っています。そのほかにも添加剤や防腐剤などが含まれているものもあります。

 

この中で特に『防腐剤』が角膜に刺激を与えて眼に良くないということで、警鐘をならしている眼科医も少なくありません。ベンザルコニウム塩酸塩やパラベンといった成分が現在では該当します。

 

最近では製薬会社も工夫をこらし、一回限りの使い切りタイプなど保存や容器の工夫をこらしたり、より影響の少ない保存料などでを配合するなどでうまく調整した防腐剤無添加の点眼薬も増えてきました。

 

コンタクトレンズを装用する機会が多いひとやドライアイなど眼のトラブルに遭う危険性の高い人には防腐剤無添加のものを選ぶと良いでしょう。

 

他の成分で頭に入れておいた方がいい成分としては血管収縮成分です。

 

眼の充血を抑える目的で配合されるものですが、時と場合によってはこの血管収縮作用が眼の健康に不利に働く場合もある、ということを理解したうえで使用するべきです。

 

確かに充血を抑えてくれる効果はあるのですが、血管を収縮させることは栄養や酸素の運搬にはマイナスに働きます。

 

コンタクトレンズの装用による酸素不足の場合には血管収縮作用がかえって回復を遅らせる可能性もあるということを覚えておくと良いでしょう。

 

血管収縮作用のある成分は塩酸テトラヒドロゾリンやナファゾリン塩酸塩などが該当します。○○ゾリンと覚えておくといいかと思います。

 

このゾリン類の配合には第2類医薬品でなければなりません。それも一つの目安(あくまで目安)と言えます。第2類だからダメとは言っていません。充血解消目的で使用する場合にはこれらの成分が入ったものを選ぶべきです。

 

成分名はカタカナでややこしいものが多いですが、ここはぐっと我慢して成分名にも少し慣れておきましょう。

 

さて、最近では眼の栄養を考えた製品が多数販売されています。眼の調節筋の疲れを取る、神経系の疲れを取り除くもの、角膜への栄養成分を含んだものなど多岐にわたります。

 

眼への栄養成分としては

 

◆ビタミン成分としては

  • ビタミンB12(成分表記ではシアノコバラミンなど)
  • ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)・
  • ビタミンE(トコフェロール)
  • パンテノール

 

◆アミノ酸成分として

  • タウリン
  • コンドロイチン(コンドロイチン硫酸エステルナトリウム)
  • アスパラギン酸(アスパラギン酸カリウム)

 

◆無機塩類として

  • カリウム(塩化カリウム)
  • ナトリウム(塩化ナトリウム)

 

などがあります。

 

神経系の回復にはビタミンB12、ビタミンB6が、エネルギー産生など代謝に関わるのはパンテノールやアミノ酸類、ビタミンEやコンドロイチンは組織の保護や修復の材料となります。

 

目的によってこれら栄養成分の配合バランスも変えています。目的に応じて眼薬をうまく選択しましょう。

 

眼薬の使用に関しては注意書き、添付文書を必ず読み、使用方法を守るようにすることが重要です。防腐剤が入っていても一度開封したら1カ月程度で使いきるようにするべきです。

 

まとめると、

 

◆用途に応じた目薬を使用する

 

◆用途・使用上の注意をしっかり守る

 

◆防腐剤は無い方がよい

 

◆ドライアイなど角膜保護等をメインにするならなるべくシンプルな成分のものを選ぶ

 

◆充血がないなら血管収縮成分はない方がよい

 

などが挙げられます。細かいことはわからない場合はお店の薬剤師さんに聞くようにしましょう。

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