硝子体

硝子体（しょうしたい）とは

硝子体

硝子体は、眼球の内容物です。水晶体から奥の眼球の大部分を締めている部分になります。

透明のゼリー状の物質で、眼内を充填することで眼圧を一定に保ち、透明であることで光を減衰することなく網膜まで到達させる役割を担っています。

また網膜を傷つけないように外部の衝撃からのクッションの役割もあります。

硝子体に関連した病気として飛蚊症、光視症、網膜剥離が挙げられます。

硝子体が濁ると視界に糸くずや影が見える飛蚊症を引き起こします。

また光視症は加齢などによって、網膜と硝子体の間に強い癒着があると硝子体が収縮するとき、
網膜も同時に引っ張られ、実際には存在しない光を感じてしまう症状です。

網膜剥離は本来ゼリー状である硝子体が液状化し、眼球の動きとともに移動するようになり、その時硝子体が網膜から離れてしまう、または硝子体に引っ張られ網膜に裂け目が生じてしまうことで発症します。

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