光が通常よりまぶしく感じる
光の感じ方の異常について考えてみます。光を正しく感じているかは、個人的な主観も含まれるため、判断が難しいでしょう。ただ、急に見え方が変わったという場合や見えないはずのものが見える、見えるはずのものが見えない、といった症状がでたら病院へ相談すべきです。ここでは羞明（しゅうめい）といって光が通常よりもまぶしく感じる症状について解説します。
光を眩しく感じるなどの光による不快感を羞明と呼びます。光が目に入る過程で光が散乱することでおこる症状です。
考えられる症状として一番多いのが角膜が傷つき光が散乱していることです。角膜炎や逆さまつ毛がある場合、角膜が傷ついて光を通常より眩しく感じると言われています。
また子どもが光を嫌がるときは先天緑内障が考えられます。そのほかうまれつき虹彩がうまく機能していない病気があると光の量を調整できないため光をまぶしく感じます。
網膜色素変性の方もしばしば光に対する不快感を訴えるケースがあります。
直接重大な病気につながるということは少ないですが、あまり気になるようなら病院に行かれるといいでしょう。
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