白内障の症状(物の見え方が変わる)
物の見え方が変わる原因
白内障の自覚症状で、物の見え方がいつもの見え方と違うようになるというのがあります。
物が見えづらくなるというのもそうなのですが、
それ以外に物が二重や三重に見えるという症状もあります。
その理由は、水晶体が濁ると中心部にある核と、
その周りとの屈折率に差が生じてしまうためにズレが生じてしまうためです。
近くのものが見えやすくなることも
また、逆に見えにくくなる状態からよく見えるようになるという症状もあります。
この様になる理由は、水晶体の核が濁って硬くなると、
屈折率が増す事で近視の様な状態になります。
そうなると近くの物が見えやすくなるので、一旦白内障が治った様に感じるかもしれませんが、
これは治ったという事ではなく、白内障が進行していくうちの、一時的の症状であり、実際に目がよくなったわけではありません。
なのでまた、症状が進行していくにつれて視力が低下いきます。
白内障は症状が進行する事はあっても、自然に治る事はありませんので、
そういった症状の場合でも今後の症状に注意は必要です。