正常眼圧緑内障
主に原発開放隅角緑内障の中には
眼圧が正常値範囲内でも起こる「正常眼圧緑内障」と呼ばれる症状があります。
これまで緑内障は眼圧の上昇によって引き起こされると思われていましたが、実際は眼圧が正常な状態でも緑内障になることが分かっています。
正常眼圧緑内障は進行がゆるやかで、自覚症状がないため、発見した時には症状がかなり進んでいるという場合が多いので注意が必要です。
正常眼圧緑内障の特徴
日本人の緑内障患者に多い緑内障です。
眼圧の正常値は一般的に10〜21oHgと言われているのですが、2000年から2002年に行なわれた疫学調査では、緑内障と診断された7割の人の眼圧が正常範囲内というデータが得られています。
症状はゆっくりと進行していくため自覚症状がなく早期発見が難しい緑内障です。
正常眼圧緑内障の原因
では、眼圧が正常範囲内なのに何故緑内障が起きるのかという事ですが、その理由については詳しくは分かっていません。
しかし仮説ではありますが、理由として視神経がどれくらいの眼圧に耐えられるのかというのは個人差があり、視神経の抵抗力が弱い人の場合、眼圧が正常範囲内の数値であっても視神経が損害を受けてしまうというのが、現在もっとも有力視されている説です。
また眼圧の正常値10〜21oHgはあくまで西洋で作られた基準値ですので日本人の眼圧正常値はもっと低い位置にあるとも考えられています。
他にも視神経の抵抗が弱まる理由は、遺伝や強い近視であるという理由が挙げられていますが、どれも推測の域を出ません。
正常眼圧緑内障の治療法
基本的に薬物療法や手術などで眼圧を下げる治療が行われています。
眼圧値は正常なのにさらに下げる必要があるのかと思われるかもしれませんが、眼圧を下げることは正常眼圧緑内障の治療において有効性が証明されている唯一の方法です。
また血流改善治療や神経保護治療がおこなわれることがありますが、
その有効性はまだ分かっていません。
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