涙液減少型ドライアイ
ドライアイはその原因によって3つの種類に分けられます。涙が不足する「涙液減少型」、涙が過剰に蒸発してしまう「蒸発亢進型」、目の表面の涙の保持能力が落ちる「BUT短縮型」です。
涙液減少型ドライアイ
涙液減少型ドライアイは涙の分泌量が減るタイプのドライアイです。涙には油層、涙液層、ムチン層の3層がありますが、そのうち涙液層の異常によっておこります。
涙液は目の表面から涙腺への神経経路と涙腺の働きによって分泌されますので、その神経経路や涙腺の働きが悪くなると涙の分泌量が減ります。
その他、涙液の分泌が減る原因として、加齢や他の病気によっても引き起こされます。涙が減る病気として糖尿病、シューグレーン症候群などがあります。
また睡眠薬や抗うつ薬、鎮静薬、降圧薬、抗ヒスタミン剤、総合感冒薬、緑内障の点眼薬などの薬剤の副作用によっても涙が減る場合がります。
レーシックの副作用でも涙液の分泌量が減りドライアイになりやすくなることが知られています。